受験まで大体あと一年になりました。いよいよ本腰入れる時期。
でも日本史の参考書、いっぱいありすぎてどれを選べばいいのか分からない・・・。
そうやって焦り、色んな参考書に手を出す人も多いでしょう。
ただ日本史に関しては、正直やっても無駄な参考書が沢山あります。
しかし逆に、良質な参考書を何冊かこなせば必ず成績が上がる教科でもあるということです。
ということで今回は受験生に向けて、「これをやれば大丈夫」というイチ押し参考書を紹介したいと思います!
1. まずはこれ!「石川の実況中継」シリーズ
日本史は暗記ゲーです。
が、大学受験の日本史はその暗記が膨大。なかなか頭に入りません。
この参考書は、そんな悩みを解決してくれる「日本史のバイブル」です。
全部で4冊。読むのがしんどいと感じるかもしれませんが、案外そうでもないです。
というのも、この参考書は中身がとてもスッキリしていて読みやすいんですよね。
まず文章が語り口調だから、まるで授業を受けているような感覚になる。
それに、イラストや地図も豊富。視覚を使って覚えられるんです。
日本史は確かに暗記ゲーですが、五感を使うことは非常に大事ですからね。
また、独特な語呂も随所に散りばめられています。これが意外と頭に残る。
このように、様々な角度からアプローチしてくれるので、「楽しみながら勉強できる」のが魅力です。
どの教科もそうですが、楽しむことは第一です。モチベーションは高いに越したことないでしょう。
2. アウトプットに最適!「東進の一問一答」
「これ抜きで受験日本史は語れない」。そんな参考書です。
一問一答系の本は多くの出版社から出ています。山川とか。
でも、私はその中で「東進の一問一答」が頭一つ抜きんでてると思うんです。
まず情報量。「こんなの入試で出ないだろ!」と声をあげたくなる単語まで完全網羅。
次に、見やすさ。頻出単語はそれぞれ出る順に星(☆)が振ってあります。
つまり、全部やる必要はそこまでないんです。星の数に合わせて自分の志望校レベルの問題を集中的にやればいいんです。この参考書ならそれができるんです。
ただ、参考書の利便性にかまけて一問一答ばかりやってはいけません。
あくまでこれはアウトプット。先ほど紹介した「実況中継」を読んで完璧にしてから取り掛かりましょう。
3. 発展問題にチャレンジ!「日本史100題」
日本史を勉強する上で一番大事なこと
さあここまで参考書を紹介してきましたが、皆さんお気づきになったでしょうか。
そう。日本史ってやるべき参考書がめちゃくちゃ少ないんです。
裏を返せば、同じ参考書をボロボロになるまで何周もするんです。
本当に重要な単語だけ(御成敗式目、江戸の三大改革など)を覚えるのも、志望校によってはアリかもしれません。
ですが、それは他の受験生も皆覚えている単語です。入試本番でその問題が出ても、皆答えが書けます。
日本史で一番大切なのは、「知識量での差別化」です。
他の受験生が「面倒だから」とやらなかった部分、そこをやることで、ようやくあなたは一歩リードできるのです。
平安時代に書かれた書物、多いですよね。皆やりたがりません。
中世の交通制度、ややこしいですよね。皆飛ばします。
狙い目ですよ。そういった面倒な部分の知識量の差で、勝敗が決まるのです。
頑張ってください、応援してます!
読んでいただきありがとうございました。
これからも様々な方面で役立つ情報を発信していきます。
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